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トレーラーバレット(Trailer Valet)
ALPHA-INTERNATIONAL
大阪府枚方市長尾家具町3-5-13
TEL/FAX 072-866-9007
定休日 水曜
営業時間10:00~20:00
陸運局認証工場完備

サウザー450 トレーラー車検とメンテナンス

2013年03月11日



サウザー450
トレーラーの継続検査と
ボートエンジンのメンテナンスで
入庫しました。
トレーラーの継続検査では
ボート(積載物)を降ろした状態で
検査を受けなければなりません。
ということで・・・・

琵琶湖の提携マリーナである
ラッシュさんへ。
トレーラー検査の間、
ボートを降ろして係留していただきます。
このサイズのボートであれば
自社工場で降ろせるんですが・・・。
まだ今年は一度も
琵琶湖に行っていませんでした。
それどころか釣りにも
一度も行っていませんでした。
そうなんです。
「トレーラー検査のために、
ボートを降ろしに琵琶湖へ行く」
という名目で、
琵琶湖へ初釣りをしに行く。
(陸っぱりですが)
遊びではありません。
仕事です。
少しだけ・・・
せっかくだから・・・
竿を積んでいきました。
ちゃんと仕事してますよ。
さっそく・・・

タイヤを外してベアリングの
チェックです。
回転はスムーズで問題なしです。

ハブ

ベアリング
共に水分を含んで乳化しています
ボートトレーラーは必ず水につかります。
そのときに、
大なり小なり水が
混入してしまいます。
水分を含んだグリスのまま
走行を続けていると
ベアリングの破損や焼きつきに
つながります。
グリスが補充できるように
ニップルがついていますが
あくまでも補充ですので、
グリスが新しいものと
入れ変わるわけではありません。
普段はキッチリとグリス切れが起きないように
ニップルからグリスを補充してあげて
検査のときは、
ばらして清掃して新しいグリスに
入れ替えてあげましょう。

キレイに古いグリスを取り除き、
新しいグリスを充填します。
ベアリングも同様に清掃して
新しいグリスを充填して・・・

完成です。
ハブベアリングのナットを
締め付ける時
力任せに締め付けると
焼きつきを起こします。
必ずプレロード調整を
行わなければいけませんよ。

そして陸運局へ。

検査項目をチェックしていただき、
無事検査完了しました
さあ、釣り・・・ではなく・・・

依頼いただいていた
ギヤオイルの交換。

ドレーンボルト、フィラーボルト共に
新品ガスケットに交換。
左の黄色いのが新品ガスケットです。
換えあてあげないと、
オイル漏れや水の混入の
原因になります。
そうすると最悪ギヤが焼きくつく、
もしくはギヤの破損
航行不能になり、
ロワケースASSY交換
小さなパーツですが、
恐ろしい結果になる可能性があるので
交換はしてあげましょう。

続いて、
インペラの交換です。

ロワギヤケースを外して・・・

取り外したインペラ。
船外機は一部のエンジンを除いて、
ほとんどが水冷エンジンです。
インペラは車で言う
ウォーターポンプですね。
コイツが正常に機能しないと
オーバーヒート
船外機は
車以上の回転域で回っていますので
焼きつきを起こして、エンジン終了
点検口からの水の排出量で
ある程度の判断はできますが
一年に一度は
交換しておいた方がいい部品です。
これで作業はすべて終了。
「これで釣りできる」
と思いましたが、時間が・・・・
でも5回だけ投げてきました。
仕事のついでではなく、
釣りだけしに来ます

トレーラー検査や
船外機のメンテナンスのご相談も
お気軽にお問い合わせください。