９７年　シボレー　アストロ　ＡＷＤの車検です。

ご購入いただき早４年ですね。調子が良くてバッチリとおっしゃるお客様ですが

年式や状態からそんなはずはありません。

故障は体感的に気付くようになってからでは遅い場合があります。

まず、車検に当たりウォーターポンプより水漏れを確認。

配管では無く、本体からの漏れの為新品に交換しました。

　　　　
　

水周りはこれでＯＫ。

今度は足回りです。

やっぱりアイドラアームにガタがありますね。

多少のガタであればグリスアップで抑えられるのですが、ここまでガタが多いと交換しかありません。

社外品からも対応部品は出てますが、このグリスアップが出来ない構造になってます。

ここでももちろん純正品を使用しました。



最後に点火系をチェック。

購入から一度も交換していないので今回点火系一式を換えていただきました。

確認するとやはりデスビの接点がカビ等でカリカリに腐食していました。

こうした腐食により電気が正常にプラグへと送られなくなって最悪はエンジン停止となります。

　　

実際に毎日運転していても車からの悲鳴はなかなか気付かないものです。

煙が出た！折れた！動かない！などの緊急事態発生しか車屋さんには行かないという方は要注意！

数千円で治ったものが、結局何十万円になったなんてよくあることです。

日々のメンテナンスを怠らないことが重要です。

そんなことは十分理解しているよ！というお客さまが大半だとおもいますが....  

現実問題、なかなか出来ないものですよね。